ブレインコンピュータインタフェース(BCI, 脳波インタフェース)

研究概要

 私たちは「頭の中で考えただけで機械が動く」ような装置の開発を目指して研究を進めています.このような装置を「ブレインコンピュータインタフェース(BCI)」といいます.脳の神経活動を非侵襲的に計測して人の思考を読み取り,機械装置を動かすという本研究は,重度肢体不自由者の人たちの意思伝達装置として期待されています.

 現在は,1)EEG(脳波),2)近赤外分光法(NIRS: Near Infra-Red Spectroscopy)という脳神経活動の計測方法に注目し,それぞれの方法を使ったBCIの研究開発を行っています.これまでの研究で,頭の中で何かを考えたときに,前頭葉にて脳の神経活動が活発になることを確認しています.なお本研究・ヘ独立行政法人理化学研究所の理研-東海ゴム人間共存ロボット連携センター (RTC)ロボット感覚情報研究チームとの共同研究です.

 

手を動きを想像したときの前頭葉における神経活動の様子


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